3つの「しき」 改善の視点

働き方

移り変わりの激しい現代において、私たち教職員は、常に情報をアップデートしていかなければなりません。

そのためには、「意識」「知識」「組織」について、改善の視点を持つことが大切です。

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意識

意識とは「教員の考え方」のことです。

・生徒にとって(その指導は)有効であるか

・(その指導は)生徒の成長に効果的であるか

・(その指導によって)生徒の変容につながるか

「教員が自己満足で指導していないか」

「経験に頼りすぎて新しい工夫を忘れていないか」

この視点を持っておくことが大切です。

教員の意識で、生徒は変わります。

知識

知識とは「教員の知識量」のことです。

・(知識が多い方が)授業に幅が出ます

・(知識が多い方が)広い視野、手法で生徒を指導できます

・教員の(知識を広げる)姿勢は、生徒に伝わります

・(知識は、)教員の仕事の仕方に知恵を与えます

「より高度な内容をいかにわかりやすく指導できるか」

「教え方も内容も『最新の知識』を情報収集しているか」

私たちが学ぶことは、生徒の成長にもつながるということです。

教員の知識で、生徒は変わります。

組織

組織とは「教職員集団」のことです。

・指導の方向性は組織として一貫しているか

・指導に学年・全校等の教職員がみんなで関わっているか

・教職員が教職員同士の関係を良好に保てているか

「教職員のまとまり」が生徒の信頼を生みます。

教職員が違っても、言うことが同じであることが大切です。

教員の組織で、生徒は変わります。

おわりに

「○○が悪い」と言い続けたところで生徒は変わりません。

「○○を良くする」ために、どんな手を打つかを柔軟に考えるのが『教育のプロ』です。

それでも変わらないこともありますが、そこで工夫するのが僕たちの仕事です。

どんな意識で取り組むか。

どんな知識が必要か。

どんな組織で対応するか。

常に改善の視点をもって、指導にあたりましょう。

コロナ対応等で大変な時期ですが、一緒に頑張りましょう。

春はもうすぐそこです。応援しています。

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