移り変わりの激しい現代において、私たち教職員は、常に情報をアップデートしていかなければなりません。
そのためには、「意識」「知識」「組織」について、改善の視点を持つことが大切です。
意識
意識とは「教員の考え方」のことです。
・生徒にとって(その指導は)有効であるか
・(その指導は)生徒の成長に効果的であるか
・(その指導によって)生徒の変容につながるか
「教員が自己満足で指導していないか」
「経験に頼りすぎて新しい工夫を忘れていないか」
この視点を持っておくことが大切です。
教員の意識で、生徒は変わります。
知識
知識とは「教員の知識量」のことです。
・(知識が多い方が)授業に幅が出ます
・(知識が多い方が)広い視野、手法で生徒を指導できます
・教員の(知識を広げる)姿勢は、生徒に伝わります
・(知識は、)教員の仕事の仕方に知恵を与えます
「より高度な内容をいかにわかりやすく指導できるか」
「教え方も内容も『最新の知識』を情報収集しているか」
私たちが学ぶことは、生徒の成長にもつながるということです。
教員の知識で、生徒は変わります。
組織
組織とは「教職員集団」のことです。
・指導の方向性は組織として一貫しているか
・指導に学年・全校等の教職員がみんなで関わっているか
・教職員が教職員同士の関係を良好に保てているか
「教職員のまとまり」が生徒の信頼を生みます。
教職員が違っても、言うことが同じであることが大切です。
教員の組織で、生徒は変わります。
おわりに
「○○が悪い」と言い続けたところで生徒は変わりません。
「○○を良くする」ために、どんな手を打つかを柔軟に考えるのが『教育のプロ』です。
それでも変わらないこともありますが、そこで工夫するのが僕たちの仕事です。
どんな意識で取り組むか。
どんな知識が必要か。
どんな組織で対応するか。
常に改善の視点をもって、指導にあたりましょう。
コロナ対応等で大変な時期ですが、一緒に頑張りましょう。
春はもうすぐそこです。応援しています。
コメント