みなさん授業準備はできていますか?
単元のねらいを確認し、プリントを用意…。
ここまでできて「よし!」となっていては、まだ不十分かも?
「授業準備」をしたつもりになっているだけの人も、もしかしたら多いかもしれません。
今回は、どこまで準備する必要があるか説明していきます。
「授業準備」について、一緒に考えていきましょう。
授業準備
授業準備には4つのポイントがあります。
3つ目まではほとんどの人がやっていると思います。
ですが、疎かになりがちな4つ目のポイント。
ここをしっかり押さえて、準備していきましょう。
①授業の流れを考える前に確認すること
確認することは大きく3つ
- 単元のねらい
- 既習事項やこれから学習事項との関係
- 本時のねらい
これらの確認は基本だと思います。
たとえば、「代入法を使って、連立方程式を解くことができるようになる」とかです。
「ねらい」をもって授業ができるよう、必ず確認しましょう。
②授業の流れを考える
導入→展開→総括(まとめ)で、何をするか考えます。
導入では、本時のねらいに誘導できるように工夫しましょう。
もちろん、2・3時間続きの授業もありますので、その際は導入部分は省略することもあるかもしれません。
③教材準備
教材や教具、プリント等の準備をします。
※実験準備や作品準備もします。
④授業準備
まず、授業学級の生徒の様子を思い浮かべます。
どんな発問をしますか?
ここでは、生徒の反応を予測します。
配慮生徒への対応はどうしますか?
具体的にどう配慮するか
必要であれば別課題の用意もします。
時間配分はどうしますか?
導入に何分くらい?
展開部分では演習は何分くらいとって、話し合い活動には何分必要?
ここまでやって「授業準備」です。
おわりに
授業では生徒に、
「理解させる」「身につけさせる」「考えさせる」
がポイントです。
そのために、(生徒のために)どう工夫すればよいか、何が必要か…。
生徒のために、工夫を惜しまず「教材準備」から「授業準備」へとしていきましょう。
いろんな業務で大変な毎日ですが、一緒に頑張りましょう。
応援しています。
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