僕は「初任者・若手教員の味方」です。

自己紹介

はじめまして、かいざーです。

東京の中学に勤める11年目の中堅教員(数学科)です。

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先生って、思ったより大変!

僕は小学校のときに「学校の先生」という職業に憧れて、そのための努力をしてきました。大学受験に失敗した地方出身の僕は、地元の国立大学を諦め、上京して私立大学へ進学しました。

決して裕福ではなかった家庭で育った僕を私大に通わせてくれた両親のために、なんとしてでも新卒で採用されるべく大学4年間は勉学に励みました。大学3年の終わりには、予備校にも通って教員採用試験に挑みました。合格通知をもらったときの喜びはひとしおでした。

初任校では1年目から担任を持たせていただきました。やはり、やるからには担任をやりたかったので本当に運がよかったと思います。

しかし、現実はそう甘くなく、ついこないだまでただの大学生だった僕には苦労と失敗の連続でした。

担任として学級経営のための準備、授業の準備、教材研究、校務分掌の仕事(教務、生活指導、進路指導のいずれか)、部活動の顧問……これを年間の見通しもないままいきなり4月からやるわけです。加えて初任者研修(若手教員育成研修)が月に1~2回ほどあります。研修報告の提出や課題の提出、研究授業もありました。

最初のうちはよかったものの、5月の連休を過ぎると体育祭、定期テスト、部活動の大会とさらにやらなければいけないことは増え、残業する日も増えていきました。先輩に嫌味を言われたり、生徒や保護者とのトラブルもたくさん抱えるようになりました。

幸い、僕にはよくしてくれた先輩がいたので、つらいときはよく飲みに連れて行ってもらいました。ですが、今のこのご時世、そうもいきませんよね。

僕がブログを書く理由

今回、「初任者・若手教員の味方」というブログを書くのにはいくつか理由があります。

  • 学校は授業以外の仕事がめちゃくちゃ多く、教員になるまで知らないことだらけだったから
  • 今の学校はやることが多すぎて、悩んでいる若手教員が多いと感じたから
  • 仕事の多さや環境の悪さに、つらい経験をされている教員の手助けをしたいから
  • 11年間経験をした今なら、初任者や若手教員の力になれると思ったから       

今まさに同じような経験をされた若手の教員や、これから教員になる方々に向けて、僕の経験を発信していくことでなにか手助けになるのではないかと考えました。

今、学校教育は過渡期にあり、教員の働き方も見直されてきました。ですが、GIGAスクール構想やいじめ問題、不登校児童生徒の支援、特別支援教育など、やることは山積みです。それでも、僕は「学校の先生」でよかったと思うし、やりがいがある仕事であると今でも思っています。

これからの学校教育を支える初任者・若手の教員やこれから教員になる学生の皆さんには、よりよい教員人生を送ってほしいと思っています。児童生徒の笑顔を増やすためには、まず先生が笑顔でないと。

そんな希望に満ちたこれからの先生たちの力になれれば嬉しいです。

よろしくお願いします!!

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