生徒の支援2 心のケア

特別支援

支援を要する生徒は、「劣等感」を持ちやすいです。

例えば、

「私は勉強が苦手」

「僕は○○ができない」

など…

このような生徒を支援するためには、心のケアが必要不可欠です。

かいざー
かいざー

今回は、どのような手立てがあるか紹介していきます。

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2つのキーワード

「達成感」と「自己有用感」です。

「達成感」とは、できた!と思うこと

「自己有用感」とは、自分も人のためになった!と思えることです。

では、この2つを得られるようにするには、どんな方法があるか見ていきましょう。

役を与える

達成感や自己有用感を得られるようにするためには、『役を与える』ことです。

運動が得意な子には、

「体育祭の選手」や「球技大会の主将」など

絵が上手な子には、

「学級通信の挿絵」や「行事の栞の表紙」など

字が上手な子には、「掲示物の作成」

声が大きい子には、「号令係や応援団」

他にも、「しおりのステープラ止め」「学級文庫の整理」「進路資料の分類」など、特性に合わせていろんな役割を与えましょう。

役から逃げたり、不満を言ったら?

中には、役から逃げたり、不満を言うこともあります。

その場面でこちらを向かせるのはなかなか厳しいと思います。

そこで、仲の良い友達に「役」を与えます。

さらに、「一緒にやろう」と誘ってもらいます。

お礼を言って、誉める

役をこなせたら、「お礼」+「誉める」です。

「○○してくれてありがとう。素敵な挿絵だね。先生はこうは描けないよ。」

人間関係をうまく構築できないタイプの生徒には…
クラスでまず宣言

「担任は仲の良い学級を作りたい。

みんなが互いに話のできる学級を作りたい。

話の得意な人は苦手な人に声をかけてください。

苦手な人もできるだけ頑張って多くの人と話をしてください。」

さらに、話の得意そうな生徒全員に

「○○さんと○○くんに声をかけて」

と複数生徒に声かけするように話をする。

かいざー
かいざー

担任のアイデアで学級の人間関係を改善すると、クラスのまとまりも出てきますよ。

おわりに

誉めるだけでは、わざとらしいと感じてしまうのが中学生です。

お礼は案外大事です。

役をこなした生徒には、きちんと「お礼」を伝えてくださいね。

8月になりました。

みなさんも夏休みを有意義なものにしてください。

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