みなさんは日々生徒と向き合う中で、生徒の課題をどう捉えていますか?
また、その課題を克服するために頑張るのは誰ですか?
生徒でしょうか。
それとも教員でしょうか。
かいざー
今日は、「本当の課題はどこにあるのか」考えていきたいと思います。
生徒の課題
まず、生徒の課題をあなたはきちんと把握していますか?
- 学習意欲がない
- 規範意識が希薄である
- 人間関係がうまく作れない など
生徒の課題 = 教員の現状把握
まずは、生徒の課題に気づくところからです。
教員の課題
教員の課題は、ズバリ生徒の課題の克服です。
生徒の課題をどうすれば克服できるか考えましょう。
- 学習意欲を高める
- 規範意識を向上する
- 人間関係の円滑化を図る など
教員の課題 = 生徒の課題の克服
手だて
教員の課題への対応は、生徒の課題克服の方策です。
この時、「生徒への個別対応」と「集団への対応」の2つを考えましょう。
例を紹介します。
ですが、あくまで例です。実際の生徒にどんな方策が良いか、自分の生徒を見て考えていきましょう。
学習意欲を高めるために
個別対応:「家庭学習のノートを週末に確認する」
「放課後に個別に学習指導を行う」
集団対応:「ICT機器を活用した授業に取り組む」
「生活に身近な題材」
規範意識を向上するために
個別対応:「個人面談・個人指導を行う」
「帰る前に翌日の持ち物を一緒に確認する」※特別支援の視点
集団対応:「外部の方を招いて講演や体験学習を行う」
「道徳の授業で規範意識や集団生活に関する項目を重点とする」
人間関係の円滑化を図るために
個別対応:「生活ノートを確認し、気になる生徒に面談を行う」
「行動の仕方についてアドバイスをする」
集団対応:「人間関係を確認するため、QUやエゴグラムを実施する」
「SSTのスキルを用いた人間関係作りの取組を行う」
おわりに
生徒の課題をグチるだけでいけません。
克服に向けて対応するのがプロです。
教員のプライドを持って、課題と向き合える教員を目指しましょう。
応援しています。
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