もう少しで1学期が終わります。
ということは、夏休みが始まるということです。
夏休みになる前に、どのように過ごすかを指導する場面があるかと思います。
そこで、みなさんはどんなことを確認しますか?
今回は、「夏休みの前に確認しておきたいこと」の一例を紹介します。
学習指導
学習面での指導は、下位層と上位層で変える必要があります。
下位層は学習習慣の確立です。
下位層へは学習の底上げを図りましょう。
上位層は自ら工夫して学習することです。
探求型の学習を意識させましょう。
宿題の出し方を工夫しましょう。
生活指導
夏休みの生活の中で気をつけさせたいことは次のとおりです。
生活リズム:早寝早起き
生活習慣:ゲームやスマホ・SNSのし過ぎ注意
非行行為:触法行為・深夜徘徊禁止
被害防止:性犯罪・不審者など
どれも「自分を大切にする」視点で指導が必要です。
健康・安全指導
昼夜逆転の生活になりがちな夏休み、十分な睡眠時間を確保することが大切です。
食生活はバランス良く摂りましょう。
怪我防止のため、十分な準備運動をし、熱中症防止のため水分はしっかり摂るよう指導しましょう。
コロナ対策も忘れずに。
自分の力で健康管理を!
その他
読書や校外での活動、部活動などにも積極的に取り組めるように。
他にも2学期の行事の意識付けもしましょう。
いずれも「自分を広げる意識」をもたせましょう。
夏休み後、提出物指導に注意!
社会人なら、期限を守って提出物を出すのは当たり前です。
「当たり前のことをきちんとできるようにしよう」という指導をしましょう。
おわりに
宿題・提出物が非常に多く、夏休みの終わりに溜めてしまう生徒も多いです。
学習の苦手な生徒には、学級の提出物は迫っても、教科の提出物は無理させすぎない配慮も必要です。
夏休み後の不登校の原因の第3位は「提出物が出せないこと」です。
1学期も残りわずかです。
一緒に頑張りましょう。
応援しています。
コメント