カリキュラム・マネジメント 教員の感性に加えて

授業づくり

新しい学習指導要領で総則に記載され、文部科学省が新時代の教育を支える最重要ポイントの一つと位置付けた「カリキュラム・マネジメント」

このカリキュラム・マネジメントとは、一体どのようなものなのでしょうか。

今回は、このカリキュラム・マネジメントについて「何をどうするものなのか」一緒に考えていければと思います。

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実態把握

新学習指導要領総則編にその定義が書かれています。

  1. 教育内容等を強化横断的な視点で構成
  2. 教育課程の実現状況を評価して改善
  3. 必要な人的・物的体制の確保・改善

これらを通して、

教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図っていくことをカリキュラム・マネジメントといいます。

かいざー
かいざー

つまり、PDCAによる教育管理を行うということです。

参考

マネジメント…「どのようにするか(How)」を管理すること

リーダーシップ…「何をするか(What)」を明確にすること

何を「マネジメント」するのか

学校には「4つの管理」があります。

かいざー
かいざー

このうち、「教員に関わる学校教育の管理」「学校施設の管理」において、次のことをマネジメントすることになります。

学校の目標 → 教育課程(学校目標・指導の重点等)・学校評価

諸帳簿 → 学校日誌・要録・転出入・卒業生台帳・調査・保護者通知等

授業 → 授業改善(指導計画=週案・指導案・授業評価)・時数・教科書・副教材・教材作成・行事・研修会・研究発表等

保健 → 健康管理・学級(学年・学校)閉鎖・学校医・学校薬剤師等

地域連携 → 地域協働学校・学校運営協議会・青少対・地域行事等

おわりに

カリキュラム・マネジメントがどのようなものかがわかったら、今度は改善です。

次回は分析や改善の視点を紹介していければと思います。

夏休みも目の前です。

暑い中ですが、もう一踏ん張り頑張りましょう。

応援しています。

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