現在、塾ではAIを用いた生徒の学習分析を行うところもあります。
この分析に基づいた「個別」の学習資料や教材を作っています。
そして、この資料・教材を活用した少人数・個別の学習を行なっています。
これでは、並の授業をしていては「学校の存在価値」が危ういです。
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かいざー
それでは、学校の存在価値はどこにあるのでしょうか
学校の存在価値
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学校も塾と同様に「知識・技能」の定着の学習はします。
でも…
「思考力・判断力・表現力」や「主体的に学習に取り組む姿勢」の育成はもっと大事です。
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かいざー
ここに学校の存在価値があります。
主体的・対話的で深い学び
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学習指導要領で示された「主体的・対話的で、深い学び」はどう捉えれば良いか考えましょう。
- 主体的な学び:自ら探究して学習・自ら振り返って次につなげる
- 対話的な学び:自己の考えをたとの共同することでより効果的に広げ深める
- 深い学び:思いや考え、積み上げてきた学びをもとに新たな学びを創造する
これまでの教育実践の蓄積を若手教員に継承しつつ、積極的にICT機器活用していきましょう。
また、習得・活用・探求のバランスも考えます。
話し合いを通じて目的を達成しなければなりません。
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かいざー
話し合いが決して目的ではなく、ときには教え込むことも必要です。
だからこそ教員は
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生徒に求められることは
- 「理由を説明する力」…知識・技能
- 「根拠をもとに論理的に話す力」…思考力・判断力・表現力
- 「他人の意見と事実に基づいて議論する力」…主体的に学習に取り組む態度
の3つです。
だからこそ教員は「学習指導」と「人間関係作り」に力を入れる必要があります。
学習指導
協働と探求の授業
ICT機器の協働的な学習での活用
学力下位層生徒の支援
人間関係作り
人間関係作り・道徳授業の指導力
集団不適応生徒の支援(特別支援・不登校)
保護者・諸機関の連携力・対応力
おわりに
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AIを用いた学習分析ができるようになり、いわゆる「知識・技能」を伸ばすのであれば、塾でことが足りてしまいます。
そんな時代だからこそ、学校の存在価値をしっかり考え、教員一人ひとりの指導力の向上が必要不可欠です。
夏休みの教材研究に生かしてみてください。
一緒に頑張りましょう。
応援しています。
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