夏休みに教材研究を 「興味・関心」と「主体的・対話的で深い学び」

授業づくり

初任の先生は4月からの4ヶ月間、大変な毎日を過ごされてきたことと思います。

きっと教材研究もままならないまま、忙しく走り続けてきたことでしょう。

ここまで本当によく頑張りましたね。

夏休みには、教員も少し時間ができます。

十分な休息をとってほしいところですが、生徒の「興味・関心」を高め、「主体的・対話的で深い学び」を体現する授業のために、教材研究も「一段深く」できる時期でもあります。

今回は、先生方に意識してほしいこと、授業の方向性を整理しておきます。

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意識として…

教材研究をする上で意識しなければならないことはたくさんあります。

  • 「どうしたら生徒が理解しやすくなるか」
  • 「どうしたら深く考えられるか」
  • 「どうしたら協働的に学習できるか」
  • 「どうしたら話し合い活動を活性化できるか」
  • 「どうしたら主体的に学べるか」
  • 「どうしたら生徒の興味・関心を高められるか」  等々

とはいえ、これらを全て1つの時間に盛り込むのは不可能です。

「何を目的とした授業づくりか」を明確にしましょう

かいざー
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以前紹介した、「話す・聞く・書く技術」は、生徒が理解しやすくするためのスキルです。

授業改善の方向性

改善の方向性を明らかにしておきましょう。

4つポイントを意識してみると良いと思います。

常に授業改善を意識

協働的な学習(話し合い・学びあい・理解しあい)の増加

③ 意図的な「発問」、意図的な「内容の連続性」

ICT機器やアナログ提示(ペープサートやフリップ等)の活用

かいざー
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「協働的な学習」には、「ねらいの明確化」「時間の確保」「教員の知識量と柔軟性」が必要です。

おわりに

ポイントは「どうしたら生徒に(が)~できるか」です。

その意識が、授業改善につながります。

より良い授業を提供しようと意識し続けることは、教員の職務です。

「よりよく」という意識がないのは、教員としての職務を果たしていない、と同時に学習指導要領に基づいた指導を行っていないということになるのです。

2学期に、より大きく改善された授業をするために「一段深い教材研究」をしてみてはいかがでしょうか。

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