前回は、当番表編として僕がクラスで使う「当番表のぐるぐる回るやつ」の紹介をしました。
今回紹介しようと思うのは、「カスタム連絡黒板」です。
どの学校でも教室の後ろ横に連絡用の黒板があると思います。次の日の授業の連絡を教科係がチョークを使って書いているはずです。
僕がいつも気になるのは、チョークで書くだけだと
「なんの教科が書かれているかが見づらい」
ということです。
そこで、僕のクラスでは次のように黒板をカスタムしています。
このカスタム黒板のメリットは、
- 係生徒の仕事の効率化を図ることができる。
- 教科を色で見分けることができ、連絡間違いが減る。
- スッキリ整理できて、管理しやすい。
ことなどがあります。
ほかにも、教科カードの貼り替えを生徒が率先してやるようになり、係の仕事がきちんと回るようになります。なによりカッコいいでしょ?
作り方
今回紹介する連絡黒板は、黒板自体もカスタムしています。
完成すると、
今回作るのは、「カスタム連絡黒板」と「教科カード」です。
カードを作るだけなら、難易度は低めですが、黒板自体をカスタムするのには難易度が高くなります。
※カードだけでも似たものは作れるので必要に応じて使えるところだけマネして、自分流にアレンジしてみてください。
教科カード
「教科カード」 作製難易度【★☆☆】
※作るのに時間がかかるため、年度はじめではなく3月から作り始めた方が良いと思います。
<用意するもの>
- ラミネーターとラミネートフィルム(A3判もしくはB4判)
- 教科カード(データあり)
- 両面テープ付マグネットシート ※両面テープをマグネットシートで代用可能
- ハサミもしくはカッター
1.まず、教科カードを必要枚数プリントアウトします。
2.ラミネートして、ハサミやカッターで切り離します。
ちゃんとラミネートされていれば、フィルムと教科カードがはがれることはありません。
3.カード(裏)の四隅にマグネットシートを貼る。
4.完成!!
※再度になりますが、作るのに時間がかかるため早めに作り始めた方が良いと思います。
カスタム連絡黒板
「カスタム連絡黒板」 作製難易度【★★★】
※黒板にもともと引かれている線を消したり、場合によっては管理職の許可が必要になるので難易度は高めに設定しています。
※また、黒板を傷つける場合がありますので、許可を取った上で自己責任で行ってください。
<用意するもの>
- ポスカ(ホワイト)
- 定規(30cm以上)
- 雑巾
- かためのスポンジ
- エタノールもしくは「激落ちくん」
1.まずは、黒板にもともと引かれている線を消します。※消えないものもあるので、注意!!
エタノールとか激落ちくん(スポンジタイプ)で消えると思います。
2.ポスカ(ホワイト)で線を引きます。
定規を使ってきれいに引くことを心がけます。曲がったらまた消して書きます。
このとき、事前に作った「教科カード」を貼り付けてバランスを見ながら線を引きます。
3.連絡黒板レイアウトパーツを貼り付けて完成!!
※「レイアウトパーツ」の作り方は、「教科カード」と同じです。
各種データ ダウンロード
連絡黒板レイアウトパーツ
教科カード
カードホルダーラベル
おわりに
いかがだったでしょうか。
「黒板をどうしても書き直したいのに消えないからできない!」
という人には、黒板塗料を塗りなおすという荒業もあります。
ただし、手間とお金がかかるためオススメはしません。管理職への説明も面倒だし……。
来年度、担任をされる先生は、ぜひマネして作ってみてください。
コロナ対応等で大変な時期ですが、一緒にがんばりましょう。応援しています。
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