かいざー

働き方

教育本の紹介

僕自身、若手の頃は本屋に入り浸って、教育関連の本を読み漁っていたことがありました。しかし、その頃読んでいた本は「学級経営」とか「数学指導」など、自分のクラスや教科のことしか頭にありませんでした。実際に現場に出てみるとわかるのですが、教員の役目は何もクラスや教科指導だけではありません。幅広い知識と教養が求められる職業だと思っています。今回は、いくつか本を紹介します。本屋に立ち寄った際は、一度手に取って見てはいかがでしょうか。
働き方

キリンを冷蔵庫に入れるには?

「キリンを冷蔵庫に入れ得るにはどうしたらいいか?」これは、愛知県瀬戸市の初任者研修で、提示されたクイズです。みなさんは答え、分かりますか?今回は、このクイズに隠されたテーマである「見方を変える」ことについて紹介していきます。
働き方

次期振興基本計画の方針は?

来年度から対象期間を迎える次期教育振興基本計画(令和5〜9年度)はウェルビーイング(well-being、心身の健康と幸福)や教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)などが柱になる見通しです。中長期の政策に据えたい考えらしいですが、評価指標をどのように設定するかなど課題も多そうです。今回は、そんな次期教育振興基本計画について紹介します。
働き方

中高生は、勉強法を何で知る?

中高生を対象とした民間調査で、勉強方法に関する情報の収集経路を聞いたところ、「YouTube」と答えた割合が6割近くとなり、「学校の先生」をわずかに上回っていることがわかりました。これはコクヨ(大阪市)の調べによるものです。コクヨは今年の夏、勉強法や「探究学習」などについて学べる催しを開き、その参加者やコクヨが提供している勉強アプリを使用している生徒を対象に調べたようです。今回は、この調査の結果から「教員が何をすべきか」を考えていければと思います。
雑談

コロナになったよ

9月24日に祖母が亡くなり、実家に帰っては法要を終え急いで東京へ……バタバタした日が続いていました。そしたら、夫婦そろってコロナ陽性になってしまい、今度は体調不良のためブログを更新できませんでした。最近、投稿率が悪いですね……楽しみにしてくださっている方、申し訳ありません。さて、今日はそんなコロナで得た教訓についてお話していきます。※教育については、次回からまた書いていきます。
働き方

勇気を持つこと

現在、学校側に勇気がありません。生徒には「意見を言いなさい。」とか「挑戦しなさい。」と指導するくせに、自分ではうまくいっていない学校のシステムを指摘されても、研修で意見を求められても、見ないふりをしていませんか。そして、後からなって同僚とぐちぐちぐちぐち…。もうやめません?今日は、現場が勇気を持つことで変革をおこなってきた先生たちの紹介と、これからの教員に必要な勇気の話をしていこうと思います。
働き方

コンプライアンス・ガバナンス・アカウンタビリティ

みなさんは、この3つの言葉は聞いたことがありますか?コンプライアンスは、最近メディアでも耳にする機会が増えました。今回は、この3つの言葉「コンプライアンス」「ガバナンス」「アカウンタビリティ」の紹介と、これらが学校にもたらす影響を一緒に考えていきたいと思います。
学級経営

合唱祭の意識付け

秋になると、合唱祭(音楽祭や文化祭に位置づけられる学校もあります)を行う中学校があります。今回は、その合唱祭について書いていこうと思います。※音楽科としての視点ではなく、行事としての視点で合唱祭は、「役割ごとの意識付け」が重要になります。できるだけ早い時期に、できるだけたくさんの生徒に意識付けすることが必要です。何を確認して、どんな意識付けが考えられるか、という視点で紹介できればと思います。
生活指導

あの子の保護者は“毒”親!?

近年、学校生活の中で、どうにも他との交流や生活の改善ができない者がいます。その子たちは短・中期的に頑張り続けられないという特徴があります。「すぐに弱音を吐く」「健康・精神状態が不安定」「時にして自傷行為をする」などといった傾向が見て取れます。そして、こういった子の裏には「毒親」の存在がある場合が多いです。これらの親(毒親)にはどんな特徴があるのか、その対応も含め紹介していきたいと思います。
学級経営

「恐れのない組織」をつくる

皆さんの関わる家庭や職場等の組織で、誰もが気兼ねなく、自分の意見を率直に話せるような環境になっているでしょうか。特に、「子どもから親に」、「部下から上司に」、「生徒から教師に」など、組織の中で弱い立場に置かれやすい人が自分のありのままの個性や考え方を認めてもらっているでしょうか。今回は、組織における「心理的安全性」の重要性について紹介します。