学級経営

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「今、子どもたちは先生を試し始めている」

――新学期3日目から始まる本当の学級づくり新学期が始まって、今日で3日。少しずつ子どもたちも学校の雰囲気に慣れてきて、教室の中に笑顔や会話が増えてくる頃かもしれません。でも、ここからが本当の学級経営のスタートです。よく「黄金の三日間」という...
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「黄金の三日間」は大切。でも、それだけでは足りない。

ーー担任としての本当の勝負は、毎日の積み重ねにある。教員の世界には「黄金の三日間」という言葉があります。新学期が始まって最初の3日間をどう過ごすかで、その後の学級経営が決まる――そんな意味で使われることが多く、特に初任者や若手の先生ほど「と...
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学級通信を無理なく毎日出す方法

以前も何度か学級通信ネタを記事にしましたが、今回は僕のフォロワーさんから頂いた相談をもとに『かいざー式学級通信を無理なく毎日書く方法』を紹介しようと思います。ちなみに、僕は毎日は出したことはありませんが考え方としては一緒で、この方法で2週に1回のペースで毎年30前後の学級通信を発行していました。
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特異な才能を集める公立校!? 広島県立広島中学校・広島高校の取組

最近、「ギフテッド」という言葉が教育界から聞かれるようになりました。ギフテッドとは、生まれつき突出した才能(平均より著しく高い知的能力)を授かった人のことを指します。少し面白い記事を見つけました。併設型中高一貫教育校の広島県立広島中学校・広島高校(生徒1190人)は令和5年度の中学校入試から、数学に特異な才能のある生徒を全国募集します。同校での教育活動を通して、才能をさらに伸ばし、グローバルに活躍し、社会的インパクトを与えるような人材を育むことが狙いのようです。
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合唱祭の意識付け

秋になると、合唱祭(音楽祭や文化祭に位置づけられる学校もあります)を行う中学校があります。今回は、その合唱祭について書いていこうと思います。※音楽科としての視点ではなく、行事としての視点で合唱祭は、「役割ごとの意識付け」が重要になります。できるだけ早い時期に、できるだけたくさんの生徒に意識付けすることが必要です。何を確認して、どんな意識付けが考えられるか、という視点で紹介できればと思います。
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「恐れのない組織」をつくる

皆さんの関わる家庭や職場等の組織で、誰もが気兼ねなく、自分の意見を率直に話せるような環境になっているでしょうか。特に、「子どもから親に」、「部下から上司に」、「生徒から教師に」など、組織の中で弱い立場に置かれやすい人が自分のありのままの個性や考え方を認めてもらっているでしょうか。今回は、組織における「心理的安全性」の重要性について紹介します。
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GRIT(やり抜く力)2 「楽観的思考と悲観的思考」「固定思考と成長思考」

前回に引き続き、アンジェラ・ダックワース著(神崎朗子訳)の「GRITやり抜く力」という本からの学びです。今回は「思考」について触れていきます。
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GRIT(やり抜く力)子どもの自立・成長(科学的根拠に基づいて)

5年ほど前、アンジェラ・ダックワース著(神崎朗子訳)の「GRITやり抜く力」という本が話題になりました。著者は心理学博士ですが、中学校の数学教師としての経験が、この本を書くきっかけになったようです。生徒が成長する過程で、自立し、粘り強く物事に取り組み続けるには…。この答えの方向性を、科学的視点で検証するのが、この本だと思います。
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2学期の始まり 学校再開

夏休みが明け、学校再開します。クラスの子どもたちも教室に戻ってきます。さぁ、そんな2学期の始まりに何を意識させますか。今回は、学習や生活の基盤をもう一度作っていくために、気をつけるべきポイントを紹介します。
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いじめにかかる対応と組織

学校の先生をしていくなかで、避けては通れないのが「いじめ」問題です。「いじめ」を扱う際には、教育的配慮だけでは済まされません。意識として、いじめは「法的対応」が必要となります。今回は、いじめ防止のための組織作りやいじめ防止対策のポイントを紹介したいと思います。