年度当初は、事務作業が本当に多いですよね。
担任はクラス分けが終わると、教室の環境整備に時間をとられます。
その裏で、副担任の先生には次のことをしてもらえたら、担任は泣いて喜びます。
今回は4つ挙げてみました。それでは見てみましょう。
↓↓副担任の働き方「学期中編」はこちらから↓↓
※もちろん、「自分の仕事よりも優先して担任のサポートをしろ」ということではありません。空き時間には自分の仕事(校務分掌や授業準備など)をしつつ、担任が学級に行っている裏でサポートしてもらえると僕はこの上なく喜びます。
出席簿
出席簿は、「表紙(黒い部分)」+「出席簿(中身)」+「綴り紐」でできていますが、はじめは製本されておらずバラで配布されます。
※教務部で準備してくれている学校は素敵な学校です。ありがたい。
さらに、中身は何も書かれていないので、担任は自分の名前やクラスの生徒の名前を記入する必要があります。
これが意外と面倒くさい!
なんならクラス分けも済んでいるので、担任じゃなくてもできます。
「出席簿の製本」と「生徒名簿の記入」
これを、副担任の先生がやってくれると本当に助かります。
学級日誌もセットになっていることが多いので、そちらも用意してもらえると、僕ならしっぽを振って喜びます。
テープライター(テプラ)
年度のはじめはロッカーや下足箱など新しくなるため、出席番号や名前のテープを大量に使います。
しかも、各学校に置かれるテプラの数は限られているため、小規模校だと学年で取り合いになってしまうこともあります。
空いてるところを見計らって、各クラス分のテープを用意してもらえると本当に助かります。
さらに、ロッカーや下足箱に貼っておいてもらえたら、神と崇めるでしょう。
名表(名簿)作り
これは教務で用意してくれますが、年度当初全クラスが確定してから作られることが多いです。
そのため、クラス編成に時間がかかる学年があると名表ができるのが遅くなります。
クラス編成が終わってすぐに名表を作ってもらえると、学校が始まるまでの作業がはかどります。
2学期くらいになると、自分のクラスの生徒は覚えていますが、クラス編成直後はまだまだ全然頭に入っていません。
これが、1年生ともなると名前しか情報がないため、名表がないと仕分け作業が止まってしまいます。
さりげなく担任の先生の机上に置いてあげてください。本当にいつも助かっています。
教材、回収物、配布物の仕分け
年度初めは、前年度回収したまま返却していない教材、学年持ち上がりの回収物、配布物が結構あります。
前年度のクラスでの回収物を新しいクラスに振り分けたり、配布物を各クラス分用意したり、仕分け作業をやってもらえたら本当に助かります。
これは、担任の先生がやった方が圧倒的に早い場合もあるので、担任が動けるときのスタンスとしては「一緒に手伝います。」で十分です。きっと表情に出さずとも心の中では、嬉しくて飛び上がっていると思いますよ。
回収物や提出物の管理について、過去に記事を書いていますので、あわせて読んでみてください。
おわりに
年度当初の事務作業は本当に多くて大変です。
担任と一緒になって準備してくださる副担任の先生に感謝でいっぱいです。
副担任の先生の動きで担任の働きやすさが変わります。
ぜひ、来年度の参考にしてみてください。
コロナ対応等で大変な時期ですが、一緒にがんばりましょう。応援しています。
コメント