新年度が始まりました。
今日が始業式、明日に入学式を控える学校が多いのではないでしょうか。
今日、初任の先生にとっては、はじめて生徒との対面の機会だったはずです。
体育館での職員紹介、挨拶もしたことでしょう。
何を話そうか、何を話せばいいか。
きっと不安と緊張で胸がいっぱいだったことと思います。
一緒に頑張ろう
4月1日から昨日までの3日間。
不安と期待が入り混じりながら、全力で走ってきたはずです。
最初の週末も気づけば学校のことを考え、ダイソーやセリアに走った人も多いのではないでしょうか。
今週もやることが多すぎて生徒がいないのにもかかわらず、月曜日からいきなり残業だった人も多かったと思います。
辛かったよね。
先行きが不安になったよね。
先生という仕事は新年度の始まりが本当に忙しいんです。
初任者にとって、一番辛いのは「何もかもわからないこと」です。
講師経験がある先生も正規になってみると、思わぬ激務に苦労したはずです。
朝から会議づくしで知らないワードのオンパレード。
そのほかの業務も引き継ぎ事項が多すぎて初任者は放っておかれ、何をすればいいかわからないまま時間は過ぎて…
「お昼、先に食べちゃっていいのかなぁ。」とか「まだ先生方残っているけど、帰ったらまずいかなぁ。」とか……。
体力的にはまだまだ大丈夫でも、精神的な疲労がしんどかったことでしょう。
気疲れハンパなかったよね。
でも、生徒が来ると学校はいっきに動き始めます。
動き出したら大丈夫、何とかなるから。
不安や期待で胸がいっぱいなのは子どもたちだって同じです。
先生たちと同じように子どもたちも緊張しています。
そんな姿を見ると、きっと背筋がピンと伸びるはず。
「よし、頑張ろう」って
うまくやろうと思わなくて大丈夫。
「緊張するよね。先生も緊張するよ。今日から頑張ろうね。」
その一言で救われる生徒がいます。
どんな優れた書籍や教育実践を参考にするよりも大事なことは
「子どもたちを笑顔で迎え入れ、真摯に向き合うこと」です。
一人一人の表情をよく見てあげてください。
子どもたちの声を聞いてあげてください。
最初はそれだけで十分です。
不安は期待に変わり、「この子たちのために頑張ってみよう」と思えるはずです。
あれもこれもやろうとせず、失敗したって構いません。
「子どもたちに寄り添い、その子たちの成長を誰よりも願う。」
そうすれば、力は自ずとついてきます。
未来の社会を作るのが子どもたちならば、それを支えていくのが私たち教員です。
子どもにとっての学校が社会そのものであるならば、その学校を作るのは私たち教員です。
今、読んで下さっているあなたもその一員です。
子どもの成長には、あなたの力が必要です。
一緒に学校を支えましょう。
一緒に子どもたちを支えましょう。
一緒に未来の社会を支えましょう。
できることからコツコツと。
ゆっくりでいいから足は止めないで。
絶えず研鑽を積んで、教員としての質を高めていきましょう。
明日の入学式、笑顔で子どもたちを迎えでください。
それだけで十分、あなたは立派な「先生」です。
さあ気合いを入れて。
教員人生ここからが本当の始まりです。
一緒に頑張りましょう。
応援しています。
かいざーから告知
結論から言うと、これまでの経験で作ってきたもの(データ)全部あげます。
先日、Twitterで「初任から欲しいと言われた自作の授業プリント渡さなかった」と言うようなツイートを見かけました。
試行錯誤して作ったプリントだから、まず自分なりに試行錯誤してほしいとの内容でした。
コメントも賛否があって、僕自身気持ちがすごくよくわかるものでした。
僕は自作のプリントは、「その先生の授業だからこそ真価を発揮するもの」であると思います。
だけど、自分以外の手が入っていないことも多いと思います。
見る人から見たら「もっとこうしたら」ということがあるかもしれないし、少し改良を加えれば「汎用性の高いもの」になるかもしれない。
だから、使う使わないは別にして、僕が作った過去のデータ(授業プリントやテスト、学級経営に使った資料など)は欲しい人にあげようと思います。
その代わりと言ったら何ですが、当ブログをこれからもよろしくお願いします。
そして、ダウンロードしたらコメントかTwitter、instagramのDMで教えてください。
めちゃ喜びますし、めちゃ相談に乗ります。
ここにないデータ(自作のプリントやテスト)や資料が気になる人は、「お問い合わせ」からメールしてください。
もちろん、TwitterやInstagramのDMでも構いません。
少しでも、読んでくれているあなたの力になれたら嬉しいです。
また、あなたの周りにいる、同じ悩みを抱える初任者や若手、教員志望の学生さんに当ブログをぜひ紹介してください。今後も運営していく励みになりますので、よろしくお願いいたします。
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