かいざー

働き方

「もう無理かも…」と感じたら読む、教員の“業務過多”によるモチベーション低下とその処方箋

「授業だけじゃ、先生は終われない」黒板の前に立ち、生徒と向き合う時間。教員として一番大切な時間のはずなのに、いつの間にか、それが「おまけ」のようになっている。放課後は会議、プリント作成、保護者対応、生徒指導に加えて部活動の顧問や地域行事の運...
働き方

忙しすぎる先生へ。教室に“茶室”の静けさを――心を整える教育のススメ

現代の学校現場には、慌ただしさが満ちている。子どもたちは多様な課題を抱え、先生たちは限られた時間と人員の中でその一つひとつに応じながら、授業・生活指導・保護者対応に追われている。そんな中で、僕たちはふと立ち止まり、こう自問することがある。「...
働き方

【連載③】誰も教えてくれないなら、自分で“道”をつくるしかない

初任のころ。毎日、目の前の仕事に追われて、周りの目が怖くて、“いつか慣れるはず”って言い聞かせながら、必死で食らいついてた。でも、あるときふと思ったんです。「このままじゃ、自分が壊れるな」って。メンターがいない現場学校って、思った以上に孤独...
働き方

【連載②】正論は、時に自滅を生む。じゃあ、どう動けばいいのか?

「この業務、やる意味ありますか?」もし、あなたが心の中でそう思ったとしても――口に出すのはちょっと、いや、だいぶ怖いですよね。だって、そんなことを言おうものなら、次の日から職員室の空気が変わる。あからさまにじゃなくても、なにか“ひんやり”し...
働き方

【連載①】正論では救われない、若手教員の現実 〜3日間で見えてくる「生き延び方」〜

「なんでも聞いてね」が、なぜこんなにプレッシャーなのか「わからないことがあったら、なんでも聞いてね」そう声をかけてもらったこと、ある人も多いと思います。僕も、初任のころに何度も言われました。けれど、なんででしょう。この言葉が逆に、苦しくなっ...
学級経営

「今、子どもたちは先生を試し始めている」

――新学期3日目から始まる本当の学級づくり新学期が始まって、今日で3日。少しずつ子どもたちも学校の雰囲気に慣れてきて、教室の中に笑顔や会話が増えてくる頃かもしれません。でも、ここからが本当の学級経営のスタートです。よく「黄金の三日間」という...
学級経営

「黄金の三日間」は大切。でも、それだけでは足りない。

ーー担任としての本当の勝負は、毎日の積み重ねにある。教員の世界には「黄金の三日間」という言葉があります。新学期が始まって最初の3日間をどう過ごすかで、その後の学級経営が決まる――そんな意味で使われることが多く、特に初任者や若手の先生ほど「と...
学級経営

学級通信を無理なく毎日出す方法

以前も何度か学級通信ネタを記事にしましたが、今回は僕のフォロワーさんから頂いた相談をもとに『かいざー式学級通信を無理なく毎日書く方法』を紹介しようと思います。ちなみに、僕は毎日は出したことはありませんが考え方としては一緒で、この方法で2週に1回のペースで毎年30前後の学級通信を発行していました。
授業づくり

生徒は自分の写鏡

あなたは授業に自信がありますか?子どもたちの前で堂々と授業できていますか?生徒が不安そうな顔で授業を受けているそんな経験はありませんか?その不安げな表情もしかしたら、原因は「あなた」かもしれませんよ?
学級経営

特異な才能を集める公立校!? 広島県立広島中学校・広島高校の取組

最近、「ギフテッド」という言葉が教育界から聞かれるようになりました。ギフテッドとは、生まれつき突出した才能(平均より著しく高い知的能力)を授かった人のことを指します。少し面白い記事を見つけました。併設型中高一貫教育校の広島県立広島中学校・広島高校(生徒1190人)は令和5年度の中学校入試から、数学に特異な才能のある生徒を全国募集します。同校での教育活動を通して、才能をさらに伸ばし、グローバルに活躍し、社会的インパクトを与えるような人材を育むことが狙いのようです。