かいざー

生活指導

生活指導での生徒からの聞き取り 「小さいYes」と「穴埋め型質問」

5月も後半になり、生徒も新しいクラスに慣れてきたことと思います。 慣れてくると起るのが生活指導。 生徒間でのトラブルでは、しばしば生徒から聞き取りを行うことがあります。 初任者や若手の先生方で、すでに聞き取りを行った先生もいるのではないでしょうか。 なかなかうまくいかなかったいう経験をされた先生もいることと思います。 今回は生徒からの聞き取りを行う上で意識したいことを紹介していきます。
働き方

人権的配慮のために

東京都の人権プログラムには「アイヌの人々」について詳しい記述があります。 でも、日本にたくさんの言語があるとされる以上、日本固有の言語は「日本語」と「アイヌ語」という認識では、人権上の配慮を欠くことになります。 日本も「多言語」国家であり、「偶然その言語がお互いに話しても通じるほどに近い」と考える必要があります。 また、アイヌについては道徳の読み物資料にも出てくるので、扱う際は参考にしてみてください。
生活指導

人権と言葉

教員は言葉を正しく使わなければなりません。 今回紹介するのは言葉の表現や質問の「範囲」についてです。 「範囲」を間違えると、話を聞いた人には「人権上の問題」と移ることがあります。 教職員の言葉の使い方にも、人権上・人道上・個人情報上の配慮を問われる時代です。 言葉の表現を改め、人権配慮へのアンテナを高めていきましょう。
働き方

思い込みと人権

私たちは日頃から誤解を招く「無意識の思い込み」をしています。 無意識の思い込みに気づくことは、いじめや差別、トラブルの解消にもつながります。 文部科学省もこのアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)の重要性を指摘しており、既に道徳や総合的学習の時間に取り入れる学校もあるようです。 自分の言動を今一度確認し、「思い込み」をなくせるようにしていきましょう。
学級経営

危機管理・危機意識 ハインリッヒの法則

学校生活における事故を防ぐために、危機管理はとても大切です。 「1:29:300」 これが何の割合か知っていますか? ハインリッヒの法則を学んで、安全で安心できる学校にするための危機意識を高めていきましょう。
授業づくり

授業における大切なポイント「書く技術」

みなさん板書はしていますか? 「字が下手だから」とか「PC使って授業しているから」などと言って板書を疎かにしていませんか? たしかに学校におけるICT化が加速し、タブレットやプロジェクタを使って、用意してきたスライドで授業をする機会も増えてきました。 ですが、ノートを使った授業がなくなったわけではありません。 板書は児童・生徒にとってノートのお手本です。 教員が明確な意図を持って板書をする必要があります。 今日は、板書をする際に意識したいポイントを紹介します。
授業づくり

授業における大切なポイント「聞く技術」

前回、授業に必要な「話す技術」の記事を紹介しました。 指示・説明は「範読・発話・言葉の選択・間」の合わせ技でした。 今回紹介するのは、話す技術と同じくらい大切な「聞く(聴く)技術」です。 「発問」「受容」「修正」「聞き流し」 聞く技術を高めることで、生徒とのコミュニケーションがより円滑になるはずです。 それぞれのポイントを確認して、授業をより良いものにしていきましょう。
授業づくり

授業における大切なポイント「話す技術」

授業の中で、生徒に話を聞かせるためには、私たち教員に「話す技術」が必要です。 朗読、発話、言葉の選択、間、指示・説明など さまざまな場面において、話し方を意識することで生徒が理解しやすい授業を作ることが可能になります。 今回は、「話す技術」について紹介していきます。
働き方

教員不足を救いたい!教員採用試験に向けて(論文編)

前回は、教員採用試験に向けて(基本編)として、最低限押さえておかなければならないことを紹介しました。 今回は「論文編」です。 東京都のテーマではありますが、演習課題も用意しました。 ぜひ、取り組んでみて下さい。
働き方

教員不足を救いたい!教員採用試験に向けて(基本編)

全国各地で教員不足が騒がれるなか、先週のニュースで某県の教員採用試験の応募者が、募集者を下回り定員割れを起こしているとのことでした。 教員の業務の実態が各メディアで報道されるようになって、 「教員はブラックだ」 世間でそう言われるようになり、仕舞いには生徒にも 「先生、大変ですね。」 と、同情される始末です。 未来の社会をつくる人材を育てる職業が、このままでいいのか。 今日は、そんな中でも教員採用試験を受験し、教員になりたいと思う学生諸君や正規合格を目指す講師の先生方に向けて 「教員採用試験に向けて」というテーマで書いていこうと思います。 今年度受験を目指す人必見です!