働き方 新学習指導要領の評価にあたって意識すること 評価の基準の明確化 学習の評価をするにあたって、「評価の基準」を明確にしておく必要があります。授業開きの際に、事前に生徒に伝えておくことがベストですが、レポートやノート提出の際に確認しておくと良いでしょう。また、説明を求められたら、明確な返答ができるように評価の基準は用意しておきましょう。 2022.06.08 働き方
働き方 これからの「学習の評価」 評価の観点が変わり、早1年が経ちました。中学校では、定期考査(期末テスト、期末考査等)期間である学校が多いかと思います。テストが終わると次は「評価」です。今回は令和3年度から新しくなった「評価」について、もう一度確認をしておきましょう。「主体的に学習に取り組む態度」が、なぜ一番最後なのか…そういったことを考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。そして、今後の指導計画や評価計画の見直しに役立てていただけると幸いです。 2022.06.06 働き方
特別支援 「多様性」と「性」 「特別な支援」の範囲の意識を拡大する 「特別な支援」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?ダイバーシティとインクルージョン、LGBTとSOGIなど私たちが中学生の頃にはあまり認知されていなかった考えが今や当たり前となっています。私たち教員が、「特別な支援」の範囲の意識を拡大することが、配慮をする第一歩になります。正しく理解して、「多様性」と「性」への偏見をなくし、「特別な支援」から「当たり前の支援」へと移行していきましょう。 2022.06.03 特別支援
授業づくり クリティカル・シンキング 日本語で、「批判的思考」と訳されます。『情報を鵜呑みにせず、吟味し根拠を持って論理的に考えていくこと。(説明などを聞く場合にも根拠とされていることが本当に根拠になり得るかを吟味する)』これによって、根拠を探したり、吟味したりすることにより、深い学びに直結します。今回は、クリティカル・シンキングの必要性や現場で活かす手立てについて考えていきましょう。 2022.06.01 授業づくり
生活指導 生活指導での生徒からの聞き取り「保護者連絡」 前回のテーマに引き続き、「生活指導での生徒からの聞き取り」についてです。今回は、生活指導後の「保護者連絡」の仕方です。生活指導があった場合、必ず保護者連絡をします。特に、初任者・若手教員はどうすれば良いか、悩むところだと思いますので、一緒に確認していきましょう。 2022.05.30 生活指導
生活指導 生活指導での生徒からの聞き取り 「小さいYes」と「穴埋め型質問」 5月も後半になり、生徒も新しいクラスに慣れてきたことと思います。慣れてくると起るのが生活指導。生徒間でのトラブルでは、しばしば生徒から聞き取りを行うことがあります。初任者や若手の先生方で、すでに聞き取りを行った先生もいるのではないでしょうか。なかなかうまくいかなかったいう経験をされた先生もいることと思います。今回は生徒からの聞き取りを行う上で意識したいことを紹介していきます。 2022.05.27 生活指導
働き方 人権的配慮のために 東京都の人権プログラムには「アイヌの人々」について詳しい記述があります。でも、日本にたくさんの言語があるとされる以上、日本固有の言語は「日本語」と「アイヌ語」という認識では、人権上の配慮を欠くことになります。日本も「多言語」国家であり、「偶然その言語がお互いに話しても通じるほどに近い」と考える必要があります。また、アイヌについては道徳の読み物資料にも出てくるので、扱う際は参考にしてみてください。 2022.05.25 働き方
生活指導 人権と言葉 教員は言葉を正しく使わなければなりません。今回紹介するのは言葉の表現や質問の「範囲」についてです。「範囲」を間違えると、話を聞いた人には「人権上の問題」と移ることがあります。教職員の言葉の使い方にも、人権上・人道上・個人情報上の配慮を問われる時代です。言葉の表現を改め、人権配慮へのアンテナを高めていきましょう。 2022.05.23 生活指導
働き方 思い込みと人権 私たちは日頃から誤解を招く「無意識の思い込み」をしています。無意識の思い込みに気づくことは、いじめや差別、トラブルの解消にもつながります。文部科学省もこのアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)の重要性を指摘しており、既に道徳や総合的学習の時間に取り入れる学校もあるようです。自分の言動を今一度確認し、「思い込み」をなくせるようにしていきましょう。 2022.05.20 働き方
学級経営 危機管理・危機意識 ハインリッヒの法則 学校生活における事故を防ぐために、危機管理はとても大切です。「1:29:300」これが何の割合か知っていますか?ハインリッヒの法則を学んで、安全で安心できる学校にするための危機意識を高めていきましょう。 2022.05.18 学級経営